ynozaki2024の日記

私的回想:川口大三郎の死と早稲田解放闘争

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

36年ぶり、かつ6時間45分。川崎恭治君と話せた。

最初に会ったのは1979年頃、最後に会ったのは、川崎君が30歳、私が39歳の頃で、1988年あたりであったようだ。それも二人であれこれ計算しての事で、詳らかでもない。 だが、この日曜日に会ってから別れるまで、6時間45分、ほとんどのべつ語り合っていた。年…

川崎恭治君のこと、或いは雑誌『情況』への願い

彼は、彼の書いたものが掲載された『情況』夏号を、私の元勤務先の大学にに送付したそうだ。もう何年も前に退職した。返答はなかった。 そして各方面へ私の連絡先を求めてコンタクトし、ようやく、7.6『ゲバ杜』徹底批判集会の花咲さんから私へそのメールが…

白坂リサ「『ゲバ杜』徹底批判シンポジウム報告」(『情況』2024年夏)

このシンポジウムの内容は、出版企画が進んでいて、『情況』誌としてはあまり踏み込めず「雰囲気」を報告するにとどまっている。実際問題としても、あれだけ多様な視点・論点が展開されたので数ページに納めるのも無理である。主催側にも「上映阻止」まで言…

川崎恭治「早稲田の記憶 川口君事件・解放闘争終息以降」(『情況』2024年夏)

川崎恭治君は1977年早稲田大学社会科学部入学、1980年中退とある。中退する前の頃、友人を介して私は会った事がある。革マル派に支配された大学で自主的活動をし、狙われていて危ないと云う事で、どうしたものかと藁をもすがる思いだったようだ。1973年頃、…