2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
追記 中川文人氏が追加でツイッター上に書かれていますので、転載します。 ここの部分のご発言は一つの意見として(異論はありますが)よく分かります。重要な事なので、私のブログを見ておられる方全てが目にするわけでもないでしょうから、公平を期す為に…
本日、対談開始の前、主催側の提案により、川口大三郎君を忍ぶ黙祷が行われた。 これは、当事者の私たちとしてもこのようなイベントで行われるのは異例の事で、主催者の皆さんの真摯な姿勢に深く心を動かされた。 水谷保孝氏と中川文人氏の対談。WEB上では以…
2024年7月26日:オープン・トーク・セッションのご意見のあらまし (1)映画『ゲバルトの杜』への即時的意見 1)山村政明氏焼身自殺事件に触れられていない。 2)川口君リンチ殺害に至る嫌疑「スパイ説」は樋田本でも否定されているのに、短編劇で描かれ…
代島治彦監督のこの映画における鎮魂についていくつか書いてきた。最近、プレスリリース用の2月の最初の映画パンフ(モノクロ)を見ていたら、表紙の裏に「鎮魂 代島治彦」とサインがあるのに気がついた。 どうやらそれが彼にとってのキーワードであるようだ…
この『情況』2024春号を『ゲバルトの杜』映画評が載っていたので買った。ついでにパラパラと見た。私は左翼の理論とか歴史とかには興味がない。それで面白いと思ったのは「食」の特集だった。私は料理が趣味だから気になった。いっその事、全部「食」の雑誌…
絓秀実氏が当日配布したのは、「『絶望』と隣り合う『希望』とは如何なる謂か?ー代島治彦『ゲバ杜』とその言説・徹底批判」である。8ページほどある。これは『映画芸術』(夏号)に掲載予定らしいので、ここでは巨細にわたって批評することは遠慮したい。 …
『彼は早稲田で死んだ』が2021年11月に出版され、翌月の『週刊現代』に佐藤優氏が書評を寄せている。大変好意的に書いており、その後の大宅壮一ノンフィクション賞の審査員として佐藤優氏が強く推したとも聞いている。 この書評では冒頭に樋田君が革マル派に…
照山もみじ氏が、『キャンパス新聞』の資料を見て、平田君や永嶋君らの対談に、解放闘争がとても明るい感じで語られているのに感心していた。私はそれも読んだからいつの時期の『キャンパス新聞』かも、紙面の段組みまでよく知っている。その通り、リコール…
パネリスト:絓秀実、菅孝行、大野左紀子、照山もみじ(金子亜佑美)、河原省吾、花咲政之輔。 主催者やパネリストを合わせると100人ほどが集まった盛会であった。多くは日大闘争組を含む70歳前後の頭の白い者で、あとは『情況』編集部の若者や花咲組と思わ…
映画パンフは、初版はモノクロで非売品だった。それが5月にカラー版になって内容も増補されて市販されるものになった。そのどちらにしても、採録シナリオは同じである。 劇のリンチの場面があるのだが、それは樋田君が革マル派のSに取材した内容をもとにして…
『文藝春秋』のこの特別企画①は五本の原稿で構成されている。 (1)日本左翼100年の総括ー池上彰×佐藤優 (2)宮本顕治と不破哲三ー筆坂秀世 (3)「私党」重信房子と日本赤軍ー田原牧 (4)「左翼的な気分は何処へ」ー樋田毅 (5)日本共産党と文藝春…
この本についての批評は語り尽くした感がある。そこで、いくつかのご質問が来たりしたので、この本で書かれていない事、付加的に書かれている事について、簡単に記しておきたい。 まず、書かれていないことで大きいのは、何と言っても統一教会・勝共連合につ…